乳児湿疹の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
生後5か月
生後3か月ほど前から乳児湿疹が出てきて、皮膚を掻き毟って辛いため、何とかしてあげたいと来店されました。
ジュクツキもあり、皮膚が赤く熱を持っている状態のようです。
病院でロコイド、リンデロンを処方されて塗って一時的に治まるが、塗らなくなるとまた出てくる状態のようです。
中国医学的に『血熱旺盛』『脾虚湿生』の状態と考えられます。
その為、体に溜まっている不必要な熱毒、水分を解毒していく漢方、胃腸の消化吸収を助けていく漢方をお渡ししました。
1か月ほどは中々良くならない状態が続いていましたが、2か月ほどして赤み、ジュクツキが減って掻きむしる回数も減ってきておられます。
体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
6月~9月末までは環境的にも暑くなるため、皮膚科で悩まれていらっしゃる方は大体悪化しやすい時期にもなります。
赤ちゃんは直接、漢方薬を飲むことができませんので、お母様に飲んでいただいて母乳を介して赤ちゃんの乳児湿疹を治療していきます。
赤ちゃんに薬を行かせたくない場合は、母乳をあげてからお母さまだけの薬を飲むこともあります。
また、薬の内容によっては、体に長く蓄積する薬もあるため、治療方法が望ましくない場合もありますので、薬の専門の者に聞いてください。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1